うーん。
まず、国家公務員法と検察庁法のふたつの改正法案が出されてる。
国家公務員法の改正案は、国家公務員の定年を(段階的に)63歳から65歳まで引き上げましょうよ、という内容。
検察庁法の改正案は、検察官の定年は一般の国家公務員とは異なり検察庁法で決められていて、これを国家公務員と同様に63歳から65歳にしましょうや、というもの。ただし、63になったら幹部の役職を「ヒラにする」と「そのまま」のふたつに分け、それを決めるのは(政治権力を掌握しそれを行使できる)政府っちゅうことにしませんか、と。
定年を65にするのはまぁ別にいいよ。
でも役職の決定を政権に委ねちゃうのは建前としてまずいですわな。
で、twitterで騒がれているなかで目立つのが、総理が黒川高検検事長を定年延長させたいがために法をねじ曲げて改正するんだ、というもの。
黒川さんは1967年2月生まれだから現在63歳。ちゅうことは既に定年オーバーしてません? と思う向きは黒川さんのWikipediaを参照のこと。
すでに改正法案が出される前から問題になってたんですね。
うーん。
あと、三権分立は学校で習っただろうけど、それは2020年のリアル日本ではアンリアルなのでもっと勉強しよう。どうしても日本を三権分立にしたいのなら君たちが蛇蝎のごとく嫌う憲法改正が必要になる。